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2007年03月02日
いとう 由貴 うたかたの月
1902年——日本陸軍大尉の長谷川敦は、東欧の大国アラニアに、皇帝退位を画策して身分を偽り入国した。順調に目的を遂行しているかに思えたが、ある日、敦は翡翠の瞳をもつ端整な顔立ちの男フェレンツに、目的を秘密警察にばらされたくなければ、身体を差し出せと脅されてしまう。屈辱にうち震える敦だったが、日本のために言うことを聞くしかなかった。しかし、フェレンツの閨事はなにもかもを忘れさせるほどの淫楽に満ちていて ——。怜悧な軍人と謎を秘めた貴公子のドラマティック・ラブ。
いとう由貴 著 汞りょう 画
2007年03月02日 09:30
